摩擦攪拌接合の技術内容
水冷プレートへの摩擦攪拌接合(FSW)適用事例
(1)加工工程の削減
(2)高品質プレートの製作
(3)コストダウン
・ガンドリル加工からフライス加工へ
・内部バリの抑制
・水路設計の自由度向上
水冷プレートをFSWで実現するための課題
- (1)重ね合わせ接合の実現
- コスト削減
- (2)適正接合条件の探索
- 製造ノウハウ
- (3)曲線形状の接合
- 加工技術
- (4)性能試験
- 信頼性評価
(1)重ね合せ接合の実現
突き合わせ接合 |
重ね合わせ接合 |
(2)接合条件の探索
材料A5052
ツールショルダ径φ12
プローブ径φ42.9mm
主軸回転数/送り速度 | |
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600rpm/200mm/min |
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1200rpm/100mm/min |
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1800rpm/400mm/min |
接合位置
水路壁面とプローブ外周との距離 | ||
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1mm |
2mm |
4mm |
(3)曲線部の接合
1200rpm/400mm/min
(4)性能試験(耐圧)
壁面距離=1mm 25MPa 破壊せず |
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壁面距離=2mm 20MPa 破壊 |
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壁面距離=4mm 16MPa 破壊 |
・重ね合せ接合で水冷プレート製作の可能性を確認
・接合条件や接合位置の製造ノウハウを取得
・接合痕対策、固定方法に課題
・大型水冷プレートの製造
・複雑な流路形状の製作
・プレート以外の製品への応用など(2次元形状、3次元形状)